2007-06-13 white 戯言 白痴の少女は白髪の老人をナイフで襲った。 老人は赤い鮮血を下腹部から垂れ流し倒れてしまった。 それを見た少女は顔を赤らめて走っていった。 しばらくして、少女は目白で自白することにした。 無論、少女の衣装は白衣である。 一刻ほどであろうか。 わずかな空白の後、少女は告白した。 否、独白したという方が正しいだろう。 「あたしの家の漂白剤から、白梅の香りがしたの」 そのあまりにも明々白々な言葉に、警官は顔面蒼白するしかなかった。